
Fosi Audio
K7 ¥:23999
はじめに
今回紹介するアイテムは、高音質化・音量調整用ノブ・マイク入力・Bluetooth送受信機としても優秀なデスク用GamingDACです。
1台あればデスク上の音周りをほとんど解決できるアイテムです。
日本ではYAMAHAのZG02などが似たジャンルかと思いますが、コチラのアイテムの方がオーディオマニア入門機的な立ち位置です。
Fosi Audioは中国のコスパ良い系DAC~アンプを取り扱うメーカーで、日本Amazonでも販売されています。
amazonだとSK02というDACがコスパ最強と話題です。

Fosi Audio
SK02 ¥:14,599
SPEC



この辺の数値はそこまで詳しくないので、見たい方は是非。クリックすると拡大されます。


付属品

注意事項___※必読
電源ケーブルが3pinの海外仕様な為、別で電源ケーブルを用意する事が必須です。
V数やA数を見ながら購入検討しましょう。
自分はこのケーブル+付属してきた電源アダプタを使用しています。
※Fiio K7にも問題なく使用できています。
接続端子

・Gamingヘッドホンなどに付いているマイク用の端子
・3.5㎜
・4.4㎜バランス

・RCA
・Bluetoothアンテナ接続用端子
・COAX IN(コアクスイン)
・OPT IN
・USB-C[PCから音源を取る用]
・DC12V 電源端子
デザイン


やや近未来ちっくな外観と、赤のポイントカラーが目を引くデザインです。
調整ノブや筐体が金属で出来ていて、少しひんやりします。筐体自体が中々に小型で、YAMAHAのZGシリーズとほぼ同等サイズです。



中央にLCDディスプレイを搭載していて、音量調整や接続方式の切り替えを視認することが出来ます。
中々明るく見やすい表示です。


Bluetoothでも接続が可能で、使用する時はやや不格好ですが、アンテナを立てて使用できます。
音途切れもなく、様々な接続方式で接続可能です。
・SBC
・AAC
・aptX Lowlatency
・aptX HD
・aptX
使い勝手


豊富な接続方式に加え、簡易的な音域調整も可能です。
EQの調整範囲は高音 ±6dB、低音 ±12dBとなっています。中音域の調整ができないのは少し惜しい。
CODやR6Sなどの低音強めの足音の場合は、Bassを上げたり、高音がキンキンとキツイ銃声のゲームの場合は高音を下げたりと調整が効く点がGOODです。


その他にも、USB接続と他端子の接続方式をボタンで簡易的に切り替える事ができ、非常に便利です。
もちろん、左ノブを押し込むことでBGMをミュートしたり、マイク調整用[右]のノブを押し込むと、マイクミュートされたりとノブでの調整も簡易的にできます。
難点として、マイク入力が使用できるのはUAC1.0(16bit/48kHzまで)モードのみという制約があります。UAC2.0に切り替えるとマイク入力が不可になる点は注意。
音質
音質は中々に良く、価格相応の質の良さです。
これだけの機能がありこの音質なら、クラファンで2万台前半で購入できるのであれば、かなり推せる一台です。
ちょうどFiioK11とK7の中間くらいの音質くらいだと思います。
音の癖も無く、音場を狭める事もない味付けが無いDACです。
中のチップにはFiioK7と同様の、AKM製 AK4493SEQを搭載しています。
※Fiio K7はこのチップ×2枚のデュアル構成なので音質は異なります。
しかし音質だけを求めるなら、使い勝手は落ちますがもう少し良い選択肢はあるかと思います。
それこそちょっとお金を出すかアリエクでFiioK7を買う方が、耳は幸せになれます。
クラファンの価格で、この操作性や機能性を求める人向けのデバイスなのは注意してください。
まとめ
今回はFosi Audio K7をレビューしました。
癖の無い音作りな高音質DACとしての機能も持ち合わせつつ、音量調節や豊富な接続端子など機能性が非常に高い製品です。
こういったGamingDACでBluetooth接続が出来る物はそうそうないので、ゲーム時でも無線環境でのPC作業時でも活躍してくれる優れモノだと思います。
クラファン価格が安いという点と電源ケーブルには特に注意しつつ購入を検討してみてください。

Fosi Audio
K7 ¥:23999