今回はMCHOSEから登場したAX5 Pro MAXとA5 PRO MAXをレビュー
サンプル提供:Mechkeys&DeviceArmoury
MCHOSE
AX5 Pro MAX
価格:$99.99
MCHOSE
A5 PRO MAX
価格:¥9980
MCHOSE
A5PRO用 4Kドングル[AX5には不要]
価格:¥2680
はじめに
日本にも代理店を構えているMCHOSEから、今回は新しくマグネシウム合金のマウスとコスパが高いマウスが登場しました。
超小型のドングルなのに8000Hzにも対応している、特殊なゲーミングマウスになっています。
MCHOSE【マイチューズ】と読みます。
概要
スペック
AX5 PRO MAX | A5 PRO MAX | |
素材 | マグネシウム合金 | プラスチック |
---|---|---|
重量 | 54g | 59g |
サイズ | 121.6×61.5×37.7mm | — |
センサー | Pixart3395 | — |
DPI | ~26000DPI | — |
ポーリングレート | ~8000Hz(通常PRO版は~4000Hz) | ~1000Hz(別途ドングル~4000Hz) |
ボタン数 | 5つ | — |
メインスイッチ | TTC Micro-Movement Switches | Huano Blue shell Pink Dot |
AX5
A5
同梱物
マウス本体
USB A to Cケーブル
USBレシーバー
コネクタ
説明書
グリップテープ
デザイン
A5 PRO MAX
AX5 PRO MAX
AX5のみサイドにMCHOSEのロゴ
A5 PROはサイドボタンだけコーティングがテカテカした質感になっています。
AX5はシルバーの為、金属マウス感が凄まじいです。
A5はコーティングの為か、独特のくすんだ光沢感があります。
底部はドングルが収納できる仕組みです。
切りかけと磁石で固定されていて、シェル精度は高いので操作中にズレを感じる事はありません。
ただ劣化で隙間が開く可能性が0ではないので、個人的にはあまり賞賛できる機構には感じられません。
重量
AX5
実測で約54.8gです。素材はマグネシウム合金で重量は金属製の中だとやや重めです。
A5
実測で約58.4gです。500mAhのマウスで穴無しですが、軽量マウスになっています。
ビルドクオリティ
AX5 PRO MAX
金属部はかなり頑丈に仕上がっていて 、軋みやタワミは起きません。
しかし底部はプラスチック製&肉抜きされている為、タワミやすいです。
シェルの成型精度はまあまあで、金属部とプラ部で若干の段差がありソコソコな仕上がりです。写真でもシェルのサイズ差が生じてます。
ビルドクオリティはイマイチといった感じ。
A5 PRO MAX
穴無しで59gとGproXとほぼ変わらない重量で、タワミや軋みはほぼ起きません。
強めに底部を押すとクリックが作動しますが、操作中に作動したことは一切ありません。
シェルの成型精度は高く、形状はAX5と変わりませんが、A5PROの方が段差無く綺麗に仕上がっています。
ビルドクオリティは価格の割に高めです。
比べてみると、A5PROの方がプラスチックの為か造形しやすいのかなと思います。
AX5は個体差があるかもしれませんが、自分の個体はクオリティが高いとは言えないでしょう。
コーティング
AX5 PRO MAX
コーティングは及第点の仕上がりです。他金属マウスと比べてみても並といった出来。
最近の非常に優秀なコーティングが増えている環境を考えると、やや見劣りする部分もあります。
A5 PRO MAX
コーティングは及第点の仕上がりです。
最近のプラスチック製マウスと比べると、見劣りする出来です。乾いた手では滑りやすく、たくさん汗をかく人は滑りやすいです。生乾きくらいが一番滑りにくい。
両方ともコーティングは微妙なので、グリップテープは推奨です。
形
形状を簡単にいうなれば、GPROminiです。
AX5もA5もマウスの形は全く同じです。
前後が丸く、サイドは中央だけ超僅かにくびれている、THE Gpro風な形状で癖がほぼありません。
中央コブで様々な持ち方に対応しやすい形状です。
サイドは壁形状です。後ろが超僅かに広がるデザイン。
GPRO X SLのようにサイドに窪みはなく、かなり真っ直ぐです。
持ち方との相性
癖がほぼ無いので、どんな持ち方にでも合います。
かぶせ持ち
全長121㎜とMサイズのため、手が大きいとはみ出すかもしれないので、サイズだけ注意しましょう。
掴み持ち
GPROXslのような腋と呼ばれている溝はありませんが、 癖が少なく指の位置が特殊でも関係なく合いやすいです。
つまみ持ち
コーティングが優秀ではない為、グリップテープは重要になってきます。GPROが小型になった形なので、つまみにはより適性が高いマウスになったと思います。
ボタン&ホイール
AX5 PRO MAX | A5 PRO MAX | |
メインスイッチ | TTC Silent | Huano Blue shell Pink dot |
エンコーダー | TTC Gold | TTC Gold |
メインはメカニカルスイッチで
A5PROのHuano製スイッチの方がクリック感が良く、押し込み深さ[ポストトラベル]が少し短いです。AX5PROは押し心地はまあまあですが、クリック音が静かめです。
サイドにはメカニカルスイッチで 、
AX5の方がポストトラベルが短く、かなりクリッキーな押し心地と音になっています。
A5PROはポストトラベルが長めで、クリッキー感が強めな押し心地と音になっています。
ホイールはノッチが細かく、かなり細々と回せます。ノッチ感は弱めです。
軽めの力で回す事ができ、押込み重さは並みです。
バッテリー
MAXと名前に付いた物は500mAhのバッテリーで、1000Hz駆動で130時間です。
通常のPRO版は、300mAhで85時間程のバッテリー持ちになります。
マウスソール
ソールは薄いタイプの上下半月型。出来は微妙で、端のエッジ処理もまあまあですし、中央部が凹んでいて外側が膨らんでいます。
使っているとソールの膨らんでる部分が削れてきて、接地面積が増えて速度が変わります。マウスソールは交換を推奨します。
ソフトウェア
ソフトウェアは英語と中国語に対応しています。
慣れている人であれば簡単に見分けがつくかと思いますが、始めたての人は見わけが付きにくいかもしれません。
・接続中のマウス確認と言語変更[英語・中国語]
・Hz数やデバウンスタイム、LODの変更
・ボタン配置の変更
・マクロ変更
・DPI変更
・ライティング変更
※RGBギラギラ仕様ではないので、小さいインジケーター部の調整のみ
まとめ
今回はMCHOSEのマウス2つをレビューしました。
GPROを少し小さくしたような形状で、馴染み深いマウスと感じられます。
「海外プロがGPROを使って結果を残しているからGPROが安定説」みたいなのが昔からありますが、外国人とはそもそも身長~手のサイズまでかなりの差があります。(サイズ的に安定するのか?)というのが個人的な疑問点でした。
中央コブ・壁形状・僅かなクビレで癖が圧倒的に少なく、万人受けする形状に仕上がっています。
価格もA5PROの方は1万円をきる価格で、AX5もまた$100と金属マウスの中では安価な部類です。
GPROを少し大きいと感じていた人は、乗り換え先としてはかなり優良物件な気がします。
MCHOSE
AX5 Pro MAX
価格:$99.99
MCHOSE
A5 PRO MAX
価格:¥9980
MCHOSE
A5PRO用 4Kドングル[AX5には不要]
価格:¥2680円
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