NiceHCKのNX8 レビュー

今回はNiceHCKのNX7をレビュー。
音質・バランスの取れた弱ドンシャリ・音場・デザインどれを取っても良い

目次

はじめに


今回は、モンハンやFPS以外のゲームに相性の良いゲーミングイヤホンをご紹介しよう。

DAC/FiioK7 エイジングは20時間くらい。

エイジングとは
イヤホンにノイズ音を鳴らすことで、イヤホンの粗が取れて音質を整えられる。動画でReviewを見る

概要

スペック

ドライバー構成トライブリッド型 (1DD+6BA+1PZT)
インピーダンス19Ω
音圧感度111dB
再生周波数帯域20~30,000Hz
ケーブル仕様ケーブル長:1.2m
コネクタ:2Pin 0.78mm
プラグ:3.5mm / 4.4mm から選択
本体重量表記なし
付属品・イヤーピース(S/M/L)各1ペア
・イヤーピース(XS/S/M/L)各1ペア
・キャリングケース
・交換用ノズル1ペア
・ブラシ

デザイン

宇宙色が強めのデザイン

多ドライバーなので厚みは中々

ケーブルの色味がちょっと黄銅色っぽい

音場と定位感【ゲームでの使用感】

音場は、並~ちょい広くらいに収まっています。
縦に広い印象で、横方向は正直そこそこの広さ。
そのままで使用するなら、自分はMA PRO1000の方が聴きとり易い印象です。

FPS用に使いたいなら、リケーブルをすると化けます。
Blackcatなど音場が広がる物を使用する事で、FPSゲームにも使用することが出来ます。

高解像で分離感も優れる為、モンスター/敵キャラの動作音を聞きつつ環境音も聴きとれる為、より世界観を感じながらプレイする事が可能です。格ゲーなどでも、キャラクターの動作音や環境音などの分離が良く、1音1音を聴きとり易いです。


音質と音の傾向

音質

解像度:多ドライバーらしい良い分離感とクリアな音質。

低音域:解像度が高く、中低域とサブベースの量感がある。比較的タイトな音なのでゴワツキが少ない。

中音域:ボーカル域の量感はバランスが程よいレベルだが、距離がやや近めに感じる。

高音域:刺激が少なく長時間のリスニングに適している。

音場:横の広がりが少なく、迫力を感じる。

音の傾向

音の傾向は、リスニングイヤホンです。
多ドライバーらしい、分離感の良さや

低域

4.8/5.0

中域

4.7/5.0

高域

4.8/5.0

自分の耳ではこんな感じの印象です。

高音:刺激が強すぎるわけではなく、刺さりを抑えた聴きやすいチューニングが施されています。長時間のリスニングでも疲れにくい音のように感じます。

音の量感は弱ドンシャリですが、ボーカル域がやや近めで聴こえやすく、ドンシャリとのバランスの取れた音に仕上がっています。
F1PROというイヤホンの上位互換的な鳴り方のイヤホンで、より音質・音場・分離感を高めたイメージです。

まとめ

オススメする人

・複数BA+ピエゾ構成なのに、とても自然な音
・やや主張の強めな量感の低音
・やや近めのボーカルが特徴な中音
・ピエゾによるやや煌びやかだが刺さらない高音
・宇宙を感じるイヤホン筐体
・リケーブル後にFPSでは覚醒できる

解像度と分離感によるダイナミック感を味わいつつ、多ドライバーだがまとまりのある音に興味のある方は是非。

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