NP-01s V2 レビュー

今回はVAXEE NP-01sをご紹介

VAXEE

NP-01s V2

価格:¥23,450

目次

はじめに

今回VAXEEから新たに登場したNP01sV2 をご紹介していこう。
今作は前作と違い、マイナーアップデートではなく、我々が求めたNP01sを作りこんだアップデートと言えるでしょう。

スペック

NP-01s V2NP-01s wireless(初代)NP-01s 有線
素材プラスチックプラスチックプラスチック
重量56-57g68-69g71g
サイズ118×63×37mm118×63×37mm118×63×37mm
センサーPAW3950PAW3395PAW3389
DPIMAX30000DPIMAX26000DPIMAX16000DPI
ポーリングレート1000~4000Hz
(8000Hzアプデ予定)
1000~4000Hz
(8000Hzアプデ予定)
125~1000Hz
バッテリー(1000Hz時)110時間100時間
メインスイッチHuano60gHuano60gHuano60g

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同梱物

・マウス本体

・ワイヤレスレシーバー
・A to Cケーブル

・公式HELPページに飛ぶ用のコード

デザイン

現在は2色展開。今後6色展開になる予定

サイドにはZYGENの文字

ビルドクオリティ

NP-01sV2は10gという軽量化に成功しましたが、強度や剛性はほとんど衰える事無く、カチカチなシェルのままです。さすがVAXEEと言わんばかりのクオリティの高さになっています。
たわみ・操作時の異音など全くと言っていい程ありません。

コーティング

マウスの滑り難さを左右するコーティングも、中々に滑り難い仕様です。
手汗をかいた状態でもかなりのグリップ力があります。
ただし、暗いカラーリングは手跡が残りやすく視認しやすい為、注意が必要です。

NP-01sは左右非対称のハーフエルゴマウスです。
形状は前作から変化は無く、そのままの形で軽量化されています。
少し小さく、かなり細いマウス形状の為、手が大きい人はNP-01sではなく、通常サイズのNP-01のV2を待ちましょう。

ハーフエルゴとは?
傾斜がほぼ無い左右非対称マウスを指す言葉。(OGMPROやVM600PEが該当)
最近は、傾斜はあるがクリック部の高さが同じ物が増えてきて、基準は正直曖昧です。(GPRO DEX等)

底面から見ていくとかなり歪な形なのが分かるかと思います。マウス自体がかなり細く、手のサイズが中~小向けの小型マウスになっています。

フロントから見ると、ほぼ左右対称マウス風です。両サイドが逆ハの字なので、持ち上げ易い形状です。ハーフエルゴで両サイドが逆ハのマウスはほぼ存在せず、稀有な存在です。

掌部分は、頂部が緩やかなカーブを描き、途中で一気に下に落ちる形状です。
VAXEEは、掌が乗る面積を重要視する傾向にあり、XEもそうですが、接地面が多いと持ち上げ易くなったり、フィット感が向上します。

頂点はマウスの後部にあり、つかみ持ちをし易い形状です。
マウスの山がかなり緩やかで、ZowieのS形状っぽい緩さがあります。
手の乗せ方によっては、かぶせも行けなくは無いです。

持ち方との相性

NP01s形状は、つかみ持ちに最適なマウスです。
自分の手に対しては、このマウスは小さいので、およその参考にしてください。

両サイドが逆ハの字なので、持ち上げ易い形状です。
ハーフエルゴで両サイドが逆ハの形状は、現状ほぼないのでかなり珍しいです。

掌の接地面は大きく、指先が広がらない様に、先端が細い形状。

後ろコブが程よく掌を押し返す形状。

親指の湾曲部がピッタリ沿う形状。

センサー位置の変更

今作NP-01sV2は、前作からセンサーの位置が少しずれました。
元々初代wirelessは、ホイールの真下にくるような位置にセンサーを配置していました。
今作は、マウスの中央にセンサーが来るような位置に配置しています。
僅かな違いですが、操作感が少し変わるので注意しましょう。

センサー比較(VAXEEのYoutubeを参照)

ボタン&ホイール

メインにはHuano60gが搭載されています。VAXEEのいつものメカニカルスイッチです。
軽い押し心地が特徴で、押し込みもかなり浅いです。
又、今回のスイッチ部アプデで、クリック押し込み時のガタツキが減少しました。
ほんの少しのアップデートですが、より押下時の力がブレにくく、余分な力がいらないクリックの力効率がよくなりました。


サイドも特に変な押し心地にはならず、明瞭なクリック感と普通の深さです。

ホイールは程よくノッチ感がありつつ軽い回し心地です。
VAXEE×NinjutsoのSORAが、少し重い押し心地だったので、ちょうど良い押し心地になりました。

バッテリー

このマウスはバッテリー駆動時間長いです。

通常モード
1000Hz:110時間
競技モード
1000Hz:38時間
2000Hz:34時間
4000Hz:30時間

WEBドライバー対応(予定)

VAXEEは今まで、Zowie同様にプラグアンドプレイの設定にこだわってきました。
特殊なシーンでは活躍する設定方法ですが、個人的には正直使いにくさを感じていて、現在の設定が確認しにくいのが難点でした。

プラグアンドプレイ
マウスの底面ボタンのみでDPIやHz数の変更を行う仕様。プロゲーマーやイベント会場で、ソフトウェア無しでも設定変更ができる。

しかし近々、WEBドライバー対応予定と聞きかなり興奮を覚えました。
VAXEEは競技モードなど、他社とは違った設定項目があるので、その辺を1撃変更&視認できるのは大きい変化です。

WEBドライバー
Google等WEB上での設定変更が出来る。ソフトウェア等のドライバーをPCにインストールせず済む。

実装予定のWEBドライバー画面

まとめ

今回はVAXEE NP-01s V2をご紹介していきました。
軽量化やセンサー位置、今後WEBドライバー対応など欲していたVAXEEマウスが誕生しました。

・10g以上の軽量化
・クリック部のガタツキ減少
・センサー位置変更
・バッテリー容量UP
・8000Hz対応(予定)
・WEBドライバー対応(予定)

VAXEE

NP-01s V2

価格:¥23,450

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