Pulsar X3 レビュー

今回はG703h似のマウスであるPulsar X3をご紹介

pulsar

価格：¥14,960

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pulsar公式

はじめに

今回Pulsarから登場した、ハーフエルゴマウス? のX3をご紹介していこう。
G703hに比較的形が似ていて、G703ファンからは待望のクローンマウスになりうるかもしれません。

さらにはX3はLHD(レフトハンデッド) マウスが登場予定で、左利き用のゲーミングマウス形状です。左利きゲーマーの希望になる可能性もあります。

・G703クローン
・SとMの２サイズ
・50g/55g
・滑り難いマット風コーティング
・改善されたクリック感
・改善された底面
・新スペック【XS-1/8000Hz】

・指紋/手跡が残りやすい
・G703と全く同じではない
・８Kドングル別売り

スペック

	X3	X2 CL	G703h
素材	プラスチック	プラスチック	プラスチック
重量	S;50g/M:55g	35g	95g
サイズ	124.7×69.5×43.1mm	115.6×61×36.6mm	124x68x43mm
センサー	XS-1	XS-1	HERO25K
DPI	MAX32000DPI	MAX32000DPI	MAX25000DPI
ポーリングレート	~1000Hz (別売り8000Hz)	125Hz~8000Hz	125~1000Hz
バッテリー	300mA	500ｍA	60時間
メインスイッチ	Kailh Optical	Pulsar Optical	Omron mecha

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同梱物

・マウス本体

・1000Hzドングル
・コネクタ
・A to Cケーブル

デザイン

現在は2色展開。

クリック部との境にpulsarの文字。

ビルドクオリティ

X3は55gとほぼ平均的な軽量マウスで、剛性もかなり高いです。
G703より40g軽量化されていますが、操作に支障があるほど歪んだり撓んだりが起きません。
底面がガッツリ空いているのがPulsarの特徴ですが、X3からは底がスマホフィルムの様な物で塞いであります。埃が入りにくい仕様に変更されています。

コーティング

マウスの滑り難さを左右するコーティングも、マットっぽい質感で中々に滑り難い仕様です。
手汗をかいた状態でもかなりのグリップ力があります。
ただし、暗いカラーリングはかなり手跡が残りやすく視認しやすい為、注意が必要です。

形

X3は左右非対称のハーフエルゴマウスです。
MINIサイズがある為、G703がデカいと感じていた人はMINIを選択しましょう。
形状はG703ｈ【似】ですが、全く同じではありません。

ハーフエルゴとは？
傾斜がほぼ無い左右非対称マウスを指す言葉。(OGMPROやVM600PEが該当)
最近は、傾斜はあるがクリック部の高さが同じ物が増えてきて、基準は正直曖昧です。(GPRO DEX等)

底面から見ていくとバナナっぽい形で、右奥に向かって広がっていく形状が特徴です。

フロントから見ると、ほぼ左右対称マウスに近い形状です。G703と違う点がここです。G703はクリック部が斜めに傾斜があるのに対し、このマウスはほぼ平坦です。

掌部分は、GPRODEXと違い中央に頂点があります。頂点から左と右に向かう傾斜角度が少し違い、手首を右に寝かしやすい形になっています。

頂点はマウスの中央にアリ、丸っこい形状が特徴です。
掌部の丸みの落ち方が、途中から変わり、角度的に後ろコブのマウスの様な、手の平に押し返してくる様な形が特徴です。
かぶせもつかみも行ける絶妙な形状です。

ボタン＆ホイール

メインにはKailhOpticalが搭載されています。pulsarが初めて搭載したKailhの光学式スイッチです。
以前のクリック感からかなり改善されていて、モッサリ感がさらに無くなり、流行のOmron Opticalにクリック感が似ました。反発力が以前より若干なくなりましたが、押し込みも浅くクリック感は良好です。