今回はXLmouseのSWORD X をご紹介。
サンプル提供:KIBU株式会社
WLMOUSE
SWORD X
価格:¥25500
はじめに
今回WLMOUSEから初めてのエルゴマウスが登場しました。
市場では数種類しかない金属製エルゴマウスで、形もとても独特です。
サイズがアジア人向けのMサイズ級マウスで、[キュっボンっ]って感じの形状です。
スペック
SWORD X | BEAST X MAX | |
---|---|---|
素材 | マグネシウム合金 | マグネシウム合金 |
重量 | 47g | 42g |
サイズ | 123×67×42mm | 126×65×39mm |
センサー | Paw3950HS | Paw3950HS |
DPI | MAX 30000DPI[50DPIずつ調整可] | MAX 30000DPI[50DPIずつ調整可] |
ポーリングレート | 125~8000Hz | 125~8000Hz |
ボタン数 | 5つ | 5つ |
メインスイッチ | TTC Nihil Transparent Black Dot / Omron Opticals | TTC Nihil Transparent Black Dot / Omron Opticals |
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同梱物
・マウス本体
・8000Hzワイヤレスレシーバー
・1000Hzワイヤレスレシーバー
・A to Cケーブル
・説明書
・グリップテープ×3
・マウスソール
デザイン
カラーリングが現状6色
SWORD Xの名の通り、剣のデザイン
ホイールはプラスチック+ゴムで滑りにくい
両サイドに剣モチーフのデザイン
ビルドクオリティ
WLMOUSEは金属製マウスという事で、剛性はかなり高いです。
かなり大き目な穴が開いていますが、既にこのメーカーは3種出していることもアリ、左右非対称ですが剛性は高いです。
実際強く握ったり、振ったりしても異音や軋みは無く、タワミもほぼ起きません。
左右非対称なぶん対称マウスよりも軽量化が難しいです。40gをきるほど軽量ではないですが、しっかりと軽量化されています。
コーティング
金属製マウスの中でも、コーティングはソコソコ良いです。
プラスチック製のマウスと比べると若干、汗に弱い印象もありますが、同じ金属エルゴのPwnage Stormbreakerと比べると滑らない部類に入ります。
B+ Tierくらいです。
ただサイドが剣デザインで指の置き場ができていて、指を置く位置に穴が開いていないのはポイント高めです。
形
前述しましたが、ボンキュッという形状です。
フロント側がとても細く、かなりくびれて後部が大きく広がる形状になっています。
先端と後方で細さの違いがとても大きく、唯一無二の形状になっています。
ここまで細い先端のmouseは左右対称マウスの中でも数少ないレベルです。
底面から見るとかなりクビレが強いのがわかります。
お尻の大きさが、XliteV2[Pulsar]やEC2[Zowie]とほぼ同じ形状です。
エルゴとしての傾斜の付き方が、ZowieEC系の形に似ています。最近のDEATHADDERやXlite V3と比べると、やや緩めの傾斜です。
ZowieECやPulsar XliteV2と比べると、頂点がド真ん中にあります。ECやXlitev2はやや先端側に頂点がある特殊形状なので、頂点の箇所が若干変わります。
親指側:サイドボタン下まで逆ハの字
薬指小指側:先端から2㎝ほど絶壁形状で、底から億はハの字型
個人的には、こういった先端が細いマウスは、出来るだけ脱力して、素の状態の手の形でマウスを持ちたい人にオススメしています。
持ち方との相性
SWORD Xはかぶせ持ちと掴み持ちに適した形状です。
かぶせ持ち
掴み持ち
ボタン&ホイール
メインには TTC Nihil Transparent Black Dot または、Omron Opticalsが搭載されています。
スイッチが選べる仕様になっていて、 TTC製【メカニカル】かOMRON製【光学式】を選択できます。
どちらも非常にクリック感が良く、尚且つプリポスト[押し込み深さ]のトラベルもとても浅いです。
間違いなくFPSゲームに最適なスイッチになっています。
個人的には不具合が起きにくいOMRONが推しです。がクリック音がうるさいのでそこを許せるかどうかが鍵
サイドには押しやすい大きさで、OMRON製のメカニカルスイッチが搭載されています。
かなりカチカチとキレの良いclick感に、ブニッと中に沈んでしまう感もなく非常に良いclick感です。
ホイールはコリコリ感[ノッチ感]がしっかりあり、軽い回し心地ながら武器チェンジもできるくらいのコリコリ感です。
ホイールクリックは、誤爆しない程度に軽めの押し心地。
バッテリー
このマウスはバッテリー駆動時間はまあまあです。
1000Hz:78時間
2000Hz:38時間
4000Hz:24時間
8000Hz:??時間[計測無し]
2000Hz時で38時間と、1日半+数時間 バッテリーがもつ印象です。
WLmouseはファームウェアや個体によってバッテリー時間が前後しやすい印象で、性能は良いけどマウスとしての安定感がやや掛けている印象はあります。
最前線をいっているRazerと比べてしまうと、バッテリー時間は短いです。
中華製マウスはコスパや性能は高いですが、未だバッテリーがソコソコなのが今後の課題と言えると思います。
8000Hzワイヤレスレシーバー
今作WLMOUSE SWORD Xは、8000Hzのレシーバーが付属します。
このレシーバーには3つのボタンが付いていて、
・DPI
・ポーリングレート
・LOD
の変更ボタンで操作が可能です。
マウス底面に設定変更ボタンが付かない分、軽量化・穴を開けなくて済む剛性の担保・即座に設定変更が可能です。
カラーが真っ黒ですが、ライティングも一応いじれるので色のコダワリは出せます。
まとめ
今回はWLMOUSEのSWORD Xをレビューしました。
今までのエルゴらしさを残しつつ、先端がかなり細い特殊形状に仕上がっています。
金属エルゴという希少なマウスなので、ぜひこのマウスのミニやLサイズ版も出してほしい所です。
WLMOUSE
SWORD X
価格:¥25500
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