FPSゲームをプレイする際にモニター距離を意識したことはありますか?
今回は自分なりに調べ実践した快適なゲームデスク環境にするための、最適を提案しようと思います。
※独自の感想や持論を含みます
はじめに
ゲーミングデバイスやお洒落デスクにコダワリを持つ事は非常に良いことですが、
モニター距離の最適を求める事にもぜひコダワリを持ってほしいです。
モニター距離を調整する事は長期的なパフォーマンス力に関わります。
モニター距離
プロゲーマーの幾人かは、モニターを
顔の目の前に配置しプレイしています。
これはモニターまでの物理的な距離を無くす事により、反応速度が上がり、視認性も向上するため敵の動きへの瞬時なエイム力の向上を図っていると言われています。
又、視界のほとんどをモニターのみにし、外界を遮断する事により集中力の増加等もあげられます。
しかし、このモニター距離は短期的なエイム力は向上する可能性がありますが、長期的に見るとエイム力の低下に繋がると私は考えています。
モニターを近づけ過ぎてはいけない理由
FPSゲームにおいて基本的に、敵を狙う【エイム】のために長時間モニターの中央[センタードット又はレティクル]を集中して見続ける事がほとんどだと思います。
そのため、
モニターを近づけるという事は、近い距離で一点を集中して見続ける。
つまり寄り目状態に陥る可能性が高い。
基本的に人間が生活するにおいて、特殊な環境下でない限りは寄り目状態で居続けるという状況は、ほとんど起こらないかと思います。
普段見慣れない距離で、寄り目状態を1日に1~3時間見続ける状態が続くという事は、目の疲れに直結します。
目が疲れるという事は、長い時間モニターを見続けるゲーマーにとって、時間経過後のエイムパフォーマンスへの低下を意味し、さらには眼精疲労による単純な視力の低下に繋がりかねません。
又、急性内斜視という寄り目の状態で筋肉が固まり、そのまま寄り目の状態から戻らなくなるといった、目への異常が起こることもあります。(スマホの長時間使用による急性内斜視も)
プロゲーマーはゲームをする事で収入を得たり、仕事に繋げる職業として成立しているため、モニターを近づけ短期的にパフォーマンス力を上げて敵を倒す事において、ゲーム内だけではないメリットがありますが、我々一般人にはあまりにもリスクが高いと考えています。
安定したモニター距離でゲームをする事は、長期的に年齢を重ねてもゲームを楽しむ為には、かなり重要事項です。
モニター最適距離は己の腕の長さ±手長
台の通り、成人の最適なモニターまでの距離は自分の腕の長さ±手の長さが理想だと考えます。
理由は、人が生活するにおいて、腕の長さの範囲で目のピントを合わせる事が多いからです。
人の目は無意識で見ている物に対してピントを合わせ、不要な物はボヤけて見えるような仕組みでできています。
そのピントを頻繁に合わせているのが、普段手が届く範囲で作業をしている腕~手までの範囲になります。
普段手の届かない中遠距離の正確な位置に、物を投げ入れたり狙って打ち入れる事は、運動能力が優れていてもかなりの慣れが必要です。(腕の届かない数十㎝離れたごみ箱に物を投げ入れるレベルでも外す事さえあります)
目の筋肉が慣れている距離で物(マウス)を操作する事が大事というのが私の結論です。
モニター距離の合わせ方
普段ゲームをする位置に座る
手を90度曲げて腕を伸ばす
掌が当たる位置にモニターを調整する
手の長さ分を引いた距離までにモニターを配置
[赤]高身長、腕が長い人等は手を曲げた状態から更に、指先が当たる距離までにモニターを配置
[ピンク]女性、腕が短め、身長の低い方は手を曲げずこの距離より遠いと、反応速度が下がり、視界内に物が増えパフォーマンス低下に繋がりかねません。
逆に距離が近いと前述の通り、寄り目に近い距離になり、眼精疲労などに繋がりやすくなります。
今までモニター距離を考えていなかった人は実践してみてください。
まとめ
プロゲーマーを真似しモニターを近づける事を否定はしませんが、長期的なゲーム生活を楽しむ為にも、最適なモニター距離を測り実践してみてください。
最近は27インチのモニターも流行ってきたので、少し距離を離して大きなモニターを使うという選択肢も視野に入れてみてください。