今回はNinjutsoから登場する新作マウスSORA V2をレビュー
サンプル提供:Ninjutso
Ninjutso
SORA V2
価格:$99.99
はじめに
最近は軽量マウスに重きを置いてマウス開発をしているNinjutso。
今回は人気のSORAの形状を少し変え、V2として発表しました。
重量も40gもきるレベルのため、果たして完成度はいかに・・・
概要
スペック
素材 | ポリカーボネート |
---|---|
重量 | 39g(実測40g) |
サイズ | 119×60×38mm |
センサー | Pixart3395 |
DPI | ~26000DPI |
ポーリングレート | ~1000Hz〈別途ドングル~8000Hz〉 |
ボタン数 | 5つ |
メインスイッチ | Omron Optical |
同梱物
・マウス本体
・充電ケーブル
・1000Hzドングル
・マウスソール
・説明書
・ステッカー
デザイン
カラーリングは現状2色でブラック・ホワイトになります。
今回のホワイトは、青と白が混ざったカラーリングです
底部は黒なので合計3色使用されています。
親指側の【空】の文字が非常に特徴的です。
ホイール部も青色
重量
実測で約40gです。穴無し・Not金属ですが非常に軽量です。
素材にポリカーボネートという素材でできています。
ビルドクオリティ
穴無しで40gとなると、剛性等とても心配です。
しかし中に、補強用のパーツが入っていて、たわみにくくなっています。
普通に握るだけの強度なら40~50g台のマウスに引けを取りません。
ただ中のパーツを取り除くと結構たわみます。
中が徹底的に肉抜きされていて、パーツ1個1個に穴が開いています。
シェルの精度も非常に高く、隙間無く、研磨もしっかりされています。
コーティング
マットコーティングになっていて、肌触りがサラサラしつつも、滑りにくいコーティングになっています。
前作のSORA4Kと比べると、ややテカりにくいコーティングになっています。滑りにくさはあまり変化はありません。PM1に非常に似た質感です。
今回はホワイトカラーを使用していますが、他メーカーのコーティングよりはテカリが抑えられた仕様になっているかと思います。
ブラックカラーになると変わるかもしれませんが、最近の他社コーティングよりも脂汗や指紋が目立ちにくいと思います。
形
今回のSORA V2は前作のSORAに比べて形が少し、変更されています。
前作と比べて、僅かにサイドのクビレが和らいで
よりマッチする人が増えたと思います。
元はXM1寄りの形状が、若干優しくなりました。
強めの逆八の字。角度はZowie Sくらい
後ろコブで掴み持ちしやすい形状
持ち方との相性
癖が少なくなった分、より多くの人に合いやすいとは思いますが、基本的にはつかみ~つまみ持ち用のマウスになっています。
かぶせ持ち
全長が小さく、低背マウスなのでかぶせ持ちをしようとすると、若干指が浮きやすいです。
掴み持ち
サイドの逆八の字は強めなので持ち上げの際に、指の引っ掛かりで持ち上げやすいです。
癖が弱まり、より万人がつかみ持ちをしやすくなりました。
つまみ持ち
全長が短くなり、サイドの癖も少なくなったことで、つまみ持ちへの適応力もあがりました。
短くなり、つまんだ時のホイール位置も後ろに感じる事ができます。
ボタン&ホイール
メインにはOmron Opticalスイッチを採用しています。
光学式スイッチの中でもプリ&ポストトラベルが浅く、非常にゲーム向きのクリック性能になっています。
前作と同じスイッチではありますが、自分の個体は前作の物よりもクリック感が少し柔らかくなりました。
クリック音は相変わらず、カチンという金属音が鳴るので、ここだけは好みが分かれるクリック音です。
サイドにはメカニカルスイッチでポストトラベルが短く押しやすいです。
ボタンのサイズが前作より少し大きくなり、押しやすくなりました。コーティングも変わって滑りにくくなっています。
ホイールはノッチが細かく、かなり細々と回せます。ノッチ感は強めです。
やや軽めの力で回す事ができ、押込みは少し重めです。
バッテリー
バッテリー駆動は1000Hz駆動で80時間です。
ソフトウェアで変更できる高速モードがあります。1000Hz状態でより高速に応答してくれるモードです。
2時間で7%減少しましたので、およそ30時間ほどで高速モードON時は充電が切れる計算になります。
マウスソール
ソールは四隅/半月型に貼るタイプの物で、しっかりとエッジ処理がされています。届いたときには、貼られておらずセルフで貼る必要があります。
デフォルトで貼られているソール剥がす人からしたら、ありがたい仕様です。
ソフトウェア
SORA V2の設定変更はWEBベースでの変更が可能です。
WEBベースの変更とは:公式サイトにアクセスする事で、ソフトウェアいらずで、WEBサイト上でDPIやポーリングレートの変更ができます。
公式サイト上部のNinja Forceを開く
デバイスに接続
自分の場合は左上に項目が出るので、そこをクリックし接続する
WEBサイト上でDPIやLODなどの変更
DPIやポーリングレート変えたい場合WEBサイトへ:https://www.ninjaforce.coへのアクセス
何が変更できるのか簡易的に見つける事ができます。
現状日本語の対応がソコソコなので、今後修正されることを期待します。
まとめ
今回はSORAV2をレビューしました。
人気の軽量マウスからさらに軽量化され、形状もより万人化させてきました。
徹底的に軽量化するといった姿勢が見られ、他メーカーが真似しないレベルの軽量化が見られます。
別ドングルを購入する事で、8000Hzにも対応するためしっかり最新性能が取り入れられています。
クビレが強い形状から、少し細身になってクビレが無くなったことにより、より万人が使いやすい形状に変わりました。
お尻の角度が強いので、より掴み持ちがしやすく、つまみにも対応しやすい形状になっています。
価格も約$100と前作と変わらない価格なので、形状の好みによって前作を買うのもあり、V2を買うのもありだと思います。
Ninjutso
SORA V2
価格:$99.99
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