今回はRazerから登場したViper V3 PROをレビュー。
サンプル提供:Razer Japan
Razer
Viper V3 PRO
価格:¥26480
はじめに
今回Razerは今までのViper形状を捨て、新しい形状へと変更し、性能も向上させてきました。
スペックや形状など細かくレビューしていきましょう。
最初に言っておくと、好みはあれどRazerのViperシリーズはデカいです。日本人の手のサイズに合わせて作られていない為、大きいと感じる人がほとんどだと思います。そこは注意しましょう。
スペック
Viper V3 PRO | Viper V2 PRO | |
---|---|---|
素材 | プラスチック | プラスチック |
重量 | 54g[白55g] | 58g[白59g] |
サイズ | 127×64×40mm | 127×66×38mm |
センサー | 第2世代RAZER FOCUS PRO 35K | 第2世代RAZER FOCUS PRO 30K |
DPI | MAX 35000DPI[1DPIずつ調整可] | MAX 30000 DPI |
ポーリングレート | ~8000Hz | ~1000Hz(別途ドングル~8000Hz) |
ボタン数 | 5つ+底1つ | 5つ+底1つ |
メインスイッチ | 第 3 世代 RAZER オプティカルマウススイッチ | 第 3 世代 RAZER オプティカルマウススイッチ |
同梱物
・マウス本体
・8000Hzワイヤレスレシーバー
・A to Cケーブル
・説明書
・グリップテープ
・ステッカー×2?
デザイン
カラーリングは現状2色でブラック・ホワイトになります。
掌部にはRazerのロゴがうっすら
ホイールには滑り止め防止用のイボ
フロント部分のクワガタ形状はそのまま
ビルドクオリティ
今作は前作V2よりも更に軽量化され、54g[白は55g]へと変更されています。
実際強く握ったり、振ったりしても異音や軋みは無く、タワミもほぼ起きません。
超軽量というわけではないのですが触れる部分に穴は無く、見た目としては底部が少し多めに肉抜きされているくらいのへんかしかありません。
コーティング
最新のRazer製のマウスとして、コーティングもかなり改善してきました。
DeathadderV3という有線マウスのコーティングがRazerの中ではかなり評価が高かったのですが、そのコーティングから更にパワーアップさせ、体感5%くらい滑りにくくなりました。
Zowie・Pulsar・Ninjutso&Sprimに次いで滑り止めが効いている印象です。
又、僅かながら、最近のマウスと比べると指紋が目立ちにくいです。
最近のマウスは滑り止めが優れているのは良い傾向ですが、黒のマウスは特に指紋や脂汗が目立ち、拭かないとすぐにマウスが汚れて見える物が非常に多いです。
Razerはその点、僅かに指紋などが目立ちにくいのはGOOD
形
前述しましたが、Viperはデカいです。そこを考慮して購入しましょう。
今回は全く新しいデザインで、つかみ~つまみ持ちに適した形へと変更されました。[Razer公式の文言]
Viperらしい?癖の様な、クビレ&平べったさが無くなり、より王道形状に近づきつつも、最近流行の後ろコブに超超僅かに寄ったことで、つかみ持ちへの適性を上げてきました。
依然と比べると、クビレが弱まりフロント側が少し寸胴体系に変わりました。
サイドの逆ハの字が薄まり、壁形状ライクな角度へ変更されています。僅かに逆ハの字を感じられる程度の角度にはなっていますが、持ち上げ易さはVV2の方が↑。
左:VV3pro ・ 右:CobraPro[Viper mini wl]
超僅かに後ろコブに寄りました。
サイドにしっかりと壁ができて、クリックを押し込んでも、指を巻き込まなくなりました。
前作VV2はマウスサイド側に、クリック部と本体シェルとの境があり、そこに中指の肉が巻きこまれ挟まってしまう形だった。
今までのViperシリーズからかなりの変化があったので、形状に関しては賛否両論あるかと思います。
ただViperらしい癖が無くなった分、おそらく万人が使いやすい形状へ進化したかと思います。
持ち方との相性
超僅かに後ろコブ形状の為、公式からも宣伝されています、つかみ~つまみ持ち向きの形状になっています。
しかし、ほとんど中央コブのマウスと位置が変わらない為、正直かぶせ持ちも余裕で持てます。
かぶせ持ち
掴み持ち
つまみ持ち
サイズは127㎜全長と大きい為、手が小さい人のつまみ持ちには適していません。
ボタン&ホイール
メインには第3世代Razerオプティカルスイッチが搭載されています。
このスイッチに関しては、前作と変わらずです。どうせなら第4世代とか欲しかったですが、なんとなくセンサーはViperから変わり、スイッチはDeathadderから変えてきそうな感じがしますね。
クリック感も良く、FPSゲームにも最適なスイッチです。
プリトラベル[スイッチが反応する距離]・・・浅い
ポストトラベル[スイッチの総ストローク]・・・並~やや浅い
クリック音・・・やや小さめ
サイドには押しやすい様に、ボタンの間に隙間ができて誤爆が少なくなりました。
ホイールはコリコリ感[ノッチ感]がしっかりあり、軽い回し心地ながら武器チェンジもできるくらいのコリコリ感です。
ホイールクリックは、誤爆しない程度に軽めの押し心地。
バッテリー
このマウスはバッテリー駆動時間が非常に魅力的です。
1000Hz:95時間
2000Hz:62時間
4000Hz:40時間
8000Hz:17時間
2000Hz時で62時間とかなりモチが良く、他社製であれば50時間以下、GPROX2ですら55時間ほどしか持たない為、他社よりも10時間近く長く駆動します。
自分も実際にバッテリー駆動を検証しましたが、60時間40分ほどバッテリーが持つ計算になりました。
基本的に私は、2000Hzでのみプレイするので、自分からすると2000Hzの駆動時間が長いのは非常にうれしいポイントです。
8000Hzワイヤレスレシーバー
今作VV3は、8000Hzのレシーバーが付属します。
そのため価格設定が最初から26000円台と高い物の、5000円分のレシーバーが同梱の為、価格はVV2proの販売開始時の価格とさほど変わりません。
形や見た目は今までの物と変わらず。
ホワイトカラーにはホワイトのレシーバ―が付属します。
まとめ
今回はRazerの新マウスViper V3 PROをレビューしました。
今までのViper形状から大きく変化し、より多くの人に合いやすい形状へと変化したかと思います。
バッテリー持ちや新センサー・コーティングなど、性能もかなり進化し最先端を走るRazerらしい順当な進化マウスになっていると思います。
Razer
Viper V3 PRO
価格:¥26480
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